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異なり、風速による変化はない。飛行回数を重ねるにしたがって、目安が正確になるので、実際の運用には非常に便利である。また指導者側による指導方法のバラツキの範囲を最小にする上にも、重要な方法の一つである。この内容を具体的に説明すると、その目安は、2−65図のようになる。
2−65図のh/lの目安は、水平線からの(下向角)距離lは、高さんで判断する。その一つの方法として、側方の場合には、風防の緑とか窓の縁等が基準になる。先の目安の地上練習と同じように、地上で行う必要がある。この際、左右のバンクは水平とする。すなわち、2−51図b〜b'''点を通過している状態と考える。2−67図のように、模擬滑走路を地上に描き、風防の縁や小窓の縁から、2−68図のように模擬滑走路までの距離等を練習生に充分把握させることが必要である。

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